--- 最新CAGニュース ---
2007.7.31
「カリフォルニア・オートハープ・ギャザリング」の
ホームページが更新され、
写真集が新しくオープンいたしました。
私の写真も「CAG PHPTOS」のページに4枚掲載いただき、
手作りの「綴琴往来ジャケット」もご覧いただけます。
今年のCDとDVDも完成し販売が始まりました。
2007.7.16
「カリフォルニア・オートハープ・ギャザリング」の
ホームページが更新され、
2008年のサイトが新しくオープンいたしました。
Jo Ann Smith様とご一緒の写真が
「CAG Registration」のページに掲載されました。
「カリフォルニア・オートハープ・ギャザリング」の
ホームページはこちらです
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*** CAG コラムレポート 「前夜祭とドライブ」 ***
CAGが待ちきれない私たちは、三人で前夜祭をしました。私はドゥルーさんの 27バーのオリジナルハープをお借りしオートハープを弾かせていただきました。(光栄です)弦の数も多くてとても奇麗な音のハープです。私は、お二人の前ですっかり緊張してしまいましたが、ドゥルーさんのワークショップカセットで練習していた「Jenny Lind Polka 」を弾きました。
マイクさんは、ドゥルーさんのハープで私たちの為にオリジナル曲の「Bryan Bowers Waltz」を演奏してくださいました。
和やかな雰囲気の中、次第に緊張もほぐれてきました。その後、前からご演奏を拝見したかったドゥルーさんの「LA PARTIDA」のご指導をいただきました。ドゥルーさんは、ご自身のCDとオートハープ・レガシーの中でこの曲を弾かれておられます。それぞれBメロのパートのピッキングを変えておられたのでそのことについてお尋ねすると、ドゥルーさんは3種類のピッキングパターンを教えてくださいました。あれこれしている間にあっという間に夜が更けていきました。
ギャザリング会場への往復は、夢のようなドゥルーさんとのドライブでした。お写真はギャザリング当日に寄ったレストランです。ここではハプニングはなかったものの、ギャザリング最終日の夕食に寄ったレストランでは、店員さんの手違いで巨大ピザが二人の前にどんと運ばれたりして楽しい食事となりました。
ドライブでは私は分からないながらもナビゲーター。「次はスクエアバリーだよ」「今度はダンロップロード」とドゥルーさんと一緒に看板を探したり通りの名前を読んだりしながら、葡萄畑や、岩がごつごつしている山腹を眺めながらドライブをしました。オートハープのお話もご指導も沢山でした。ありがとうございました。
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カリフォルニア・オートハープ・ギャザリングは2003年に始まったイベントで、アメリカ国家プログラムMigrant Educationのサポートと、Fresno Folklore Societyなどのバックアップにより、毎年その規模を広げているオートハープの集会です。オートハープのワークショップやコンサートのみならず伝承文学を学びまた若い人々にチャンスを切り開く場にもなっており、今年は80名の子供たちの参加がありました。
また、今年初めて外国から6名の参加者がありシンボルマークにそれぞれの国家がデザインされました。
「Autoharps Across the Water 」。国を超え民族を超え、私たちの国旗もプリントされました。これらは資料と共にファイルされ参加者一人ひとりに手渡されました。
2007年のメインゲストにはPeggy Seegerが招かれ、Bryan Bowers, Ron Wall, Drew Smith, Les Gustafson-Zook, Tina Louise Barr, Lindsay Haisley, Gove Scrivenor, Evo Bluestein, Jo Ann Smith, Cathy Britellといった世界のオートハープトッププレーヤーの方々や、オートハープの開発・研究の専門家であるPete Daigle, Todd Crowley, Hal Weeks, Ray Choiや、ギターのHans York, マンドリンのEva Scow, フィドルのkenny Hall, ギターのRay Frank, ベースのKevin Hill, ダンサーのKeith Terry, フォークダンス(Clogging)のCheryl Haisleyといった豪華なキャスティングでした。
コンサートは14ステージあり、ワークショップはニュープレーヤーから上級者まで奏法、音楽理論、メンテナンス、カスタマイズに至るまでの専門分野におよび、ギターのオープンチューニングや歌詞の作り方、歌唱法などもあり、どれに参加しようかと選択に迷うほどの充実さでした。
その他にもダンスや、星座観察、散策ツアー、ゲーム、ダンシングドール、特別フィルムの上映会などが行われました。
展示品のブースでは、オートハープクラフトマンによる作品の展示と相談、珍しい楽器の展示、CDや教則本などの販売が行われました。また講堂のように広い会場でのオークションブースなどもあり、現在行われているオートハープのイベントの中では最大の規模と内容を誇るブースとなっています。
このようにCAGは、コンサートやワークショップの延べ時間、インストラクターの数とともに全米一の規模の国際オートハープイベントです。
ベット(タオル大小付き)、シャワー(石鹸あり)、日本人には嬉しいタブ付きシャワー、清潔なトイレと洗面所(コンセント付き)、広い駐車場に、境界線なしのキャンプ場、バイキング形式の食事に差し入れによるカリフォルニア・ギャザリング・アイスケーキとケーキ、会場内にはカフェテリアもあり、何から何まで申し分のないバックアップ体制が揃っています。
キャンプの方にも24時間バス・シャワーなどの水まわりが開放されています。
フレズノまでは、ロサンゼルスまたはサンフランシスコから国内線で約1時間弱、サンフランシスコからは車で約5時間です。
暑くも寒くもなく雨も少ない時期で、最高のオートハープ・ギャザリングです。
参加者の方々もオートハープやフォークローに精通し、同じ趣味を持つ者同士あふれる笑顔で暖かく迎えてくださいました。お話も専門的な事が多く、どこまで通用するかと不安もあったのですがオートハープを勉強していることを褒めていただきました。また日本の唄、北村謙さんの「雨あがり」をご紹介することができ、私の演奏も褒めていただきました。
最高の経験をさせていただきました。これからもオートハープの勉強を続けて参ります。
最後に、私をCAGに推薦をしてくださいましたMarc B.氏、そして招待と渡米中も渡米前も様々なサポートをし励ましてくださいましたMike M.氏、渡米を応援してくださいました北村謙さん、オートハープサイトの皆様、ありがとうございました。
そして、一緒になって心配をしてくれた綴琴バンドの相棒のちすもんさん、私の母、マイハズバンド、子供たち、ほんとうにありがとうっ!
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フォトレポート
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The California Autoharp Gathering
Mr. Mike Mueller
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